小笠原に来たなら一度は挑戦したい「ドルフィンスイム」

小笠原で一番好きなアクティビティとは?その答えは人によって違うけれど、おそらく一番人気は「ドルフィンスイム」。驚くことに、小笠原では1年を通してほぼ100%イルカと出会えるらしい。

 

半日コース(約5000円)と1日コース(約10000円)があるけれど、今回は半日コースにチャレンジ。お世話になったのは「小笠原観光有限会社」。ウェットスーツやシュノーケリング、フィンも無料で貸してくれるし、泳げなくても親切にサポートしてくれると評判。

 

8:30に港から出発。南島方面に船を走らせながらイルカを探すとほどなく発見。いつもそうなのかはわからないが、ここまでが本当に早い。準備ができた人から急げ急げと海の中へ。入るときにスタッフの方が「右!右!」などと教えてくれるのだけど、右を向けば本当にすぐそばにイルカがいる。いきなりの、ものすごい至近距離。

 

そのときいたのは8頭ぐらい。イルカは本当に人懐っこいみたいで、一度は海底に潜ったと思っても、何度も海面に現れては僕らと一緒に泳いでくれる。「キュー」というキュートな鳴き声も聞こえてきて、イルカが好きな小笠原人が多いのも頷ける。このときのイルカはとくに人懐っこいと言われる「バンドウイルカ」。

 

帰り道には、海面に「うじゃうじゃ」と言ってしまいそうなほどの背びれを発見!近づいてみると、なんと60頭もの「ハシナガイルカ」が!このイルカはくちばしが長くて、体もスリムでとても美しいイルカ。小笠原に来て何度もドルフィンスイムを体験している人も、取り乱すほどレアな体験をさせてもらえました。

 

ドルフィンスイムには、たとえ半日コースでも「南島上陸」がセットになっているのもおトク。詳しくは「小笠原旅行者の年賀状率No.1 「南島」ってどんな島?」で紹介します。さらには、兄島のキャベツビーチでのシュノーケリングもついている。これで半日です、これで5000円ぐらいです。

僕もまた、「小笠原に行くなら、やっぱりドルフィンスイムでしょ。」と語り継がずにはいられない。水族館よりもよっぽどイルカと触れあえる、小笠原ならではのアクティビティでした。

 

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ライター:志賀章人