三日間の母島滞在のため朝からははじま丸に乗り込み父島を後にする
たった三日間父島を離れるだけなのに小笠原ユースで働いているなっちゃん、前日にウェディングの撮影をさせてもらったたくちゃん&きみちゃん、この日に一足先に小笠原を後にするまゆちゃん、そしてアイランドルプロジェクトで出会ったえみちゃん親子が見送りに来てくれる
この時点でもうすでに涙がポロリ
いよいよ小笠原を後にする23日のことを考えると想像だけでまた涙がポロリ
5人で踏み入れたこの小笠原の地で何人と出会ったのか
数え切れない数の出会いや思い出、別れを振り返りながらははじま丸に乗り込む
父島から50km離れた母島までは約2時間、寝てしまえばあっという間
母島に到着後は父島で出会った方のご好意にて無償で車一台を入手し、リゾート感のあるおしゃれな民宿南風(ナンプー)へ
途中に寄った前田商店では入港直後で商品の大量入荷に島民が殺到
レジ待ちの行列が店内を一周し、外まで列をなしている
商品もあまりの量にキャパを越え、店外にもずらり
新聞は1週間分まとめての販売
父島とも少し異なった母島の暮らしを垣間見ることができた
早速、父島での自転車島一周の経験を生かし、島の全貌を知るためにまず島一周することに
北に30分ほど車を走らせば北港や東港、ガジュマルの森と化してる小学校跡などがある
お次は南へ
都道最南端の地よりThe ジャングルが続いている模様
そうこうしているうちに東京から1人おがさわら丸25時間半+ははじま丸2時間の孤独な旅を続けてきた友人たもつが合流
雨男なのか?
たもつが来るや否や小笠原初の雨がぱらつき始め、夜には雷雨に
結局その後はなにもせず久しぶりにゆっくりとお風呂に浸かり、各々の時間を過ごせることができた
翌日からの母島2日間をどう過ごそうかと地図を広げるとあっという間に夜は更けていく
ライター 杉山謙介(けんけん)
フォト 杉浦弘樹(すーじー)