小笠原に行きたい人にとって、いちばん頼れる情報源をつくりたい。(がっち)

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小笠原の十人の住人にインタビューする「十人島色」。
旅に出る前に「オガシェアラ!」メンバーにインタビュー!

1人目は「がっち」。
はやく旅人に転職したいコピーライター!

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志賀章人(がっち)

昼は広告制作会社の、夜は横浜を拠点とするコピーライター。目標は夫婦で世界一周の旅をすること。貯金を使う旅ではなく、旅を通して発信することで生きていきたい。
「コピーライター志賀章人 http://shigaakihito.com/ 」
「世界一周準備中! http://travering.shigaakihito.com/ 」

 

◉なぜ小笠原に行こうと思ったのか?

きっかけは、「サウンドトラック」という小説。とある事件の末、生き残った子どもたちが漂着したのが小笠原。身寄りもない彼らは、この島で養子となり育てられる。文章は覚えていないけれど、文章から想い描いた小笠原の景色は、今でも鮮明に頭の中に残っている。

——どこまでも青い夏の空。照りつける日差しと、コンクリートに浮かぶ蜃気楼。丘まで続く誰もいない一本道を、汗だくになって走る。坂道を登りきった所で顔を上げると、そこに広がっているのは空より青い海。道はまだ先まで続いている。駆け降りると、涼しい風が全身を吹き抜けていく——

小説の中にそんなシーンがあったかどうかもわからない。でも、いつか自分の想像した小笠原をこの目で見てみたかった。

 

◉小笠原のイメージは?

青い空、碧い海、蒼い山。沖縄の海とは違うといわれる「ボニンブルー」は何色なのか。そして、昭和にタイムスリップしたかのような町並みと人波。遠い昔に、どこかに落としてしまった少年時代の記憶を思い出させてくれそうな気がしている。

 

◉小笠原で何がしたい?

一番はダイビング。東洋のガラパゴスと言われる理由を海の中から見てみたい。あとは、シュノーケリングで気の向くままに潜ったり、浮かんだり、また潜ったり。1日中、海を感じていたい。

 

◉オガシェアラで何がしたい?

小笠原の情報はとても少ないと思う。これといったガイドブックもない。だからこそ、僕たちの旅をシェアすることで、小笠原に興味を持つ人が一人でも増えてほしい。そして「行きたい」と思った人にとって、一番頼れる情報源になれたら。それが回り回って、小笠原でお世話になった人たちへの恩返しにつながったら嬉しいな。

 

◉最後に一言

帰港したら、みなとみらいの「BUKATSUDO」で展示会をしたいと思う。小笠原の写真に物語をのせて、直接たくさんの人に自分が感じた小笠原の魅力を伝えたい。