まずはスマホの電波。docomoでも、auでも、SoftBankでも、驚きの4G完備。宿ではWi-Fiが使える場所も多いけど、テザリングがあれば困ることはない。
そして、小笠原に欠かせないビーチアイテム。これも現地で安く買える。サンダルは800円、サングラスは1000円。水着も男性物なら1500円、シュノーケリングセットも3000円。ついでに、麦わら帽子も2500円。すべて「アサヒ薬局」で買える。薬局なのに。
食べ物は内地よりも少し高いが、「スーパー小祝」か、お向かいの「小笠原生協」に、たいていの物がそろっている。18:30〜19:00ぐらいには閉まってしまうけど、深夜1時までコンビニ感覚で営業している「佐藤商店」もある。自販機も充実していて、ジュース、ビール、おつまみ、アイス、カップラーメンなどなんでも買える。その他にも、Tシャツもどこでも売っているし、ATMももちろんある。
小笠原にないものといえば、ごみ箱。ハワイには街中にゴミ箱があることでキレイさが保たれている気がした。ハワイ以上にキレイなのはさすが日本の小笠原だけど、宿まで持ち帰る必要があるというのは、荷物を減らしたい旅行者には酷な話だ。
他には、ケーキ屋さんや乳製品は余り見かけないし、南国特有の屋台やジューススタンドのようなものもほとんどない。流しのタクシーもないので、レンタルバイクなどがなければ移動は不便。
つまり、小笠原には、たいていのものは揃っている。なくて困ったものは、ほとんどない。「手ぶらで小笠原」も、十分可能です。
ライター:志賀章人