今日は誰もが口を揃えて「えーいいなぁ♡」と羨むドルフィンスイムをしてきました
いいでしょ？
まずミナミハンドウイルカ
イルカの群れを見つけるとすぐさま海へ
すぐ手の届くところまで近寄ってくる人懐っこいイルカたち7.8頭と1時間ほど泳ぎました
移動中にはハシナガイルカに遭遇
先ほどのミナミハンドウイルカが7.8頭だったのに対し、このハシナガイルカは圧巻の50〜60頭！
もう海面が見えないほどうじゃうじゃと群れをなして泳いでいました
これ、年間で数回ほどの超当たり日らしい
お次に南島へ
まずトゲトゲした「ラピエ」という岩場をよじ登り島へ立ち入ります
足元には鮫池といって、その名の通りサメがたくさんいます
ただネムリザメ（ホワイトチップ）というおとなしいサメなので襲われることはありません
さらに進むと、そこには小笠原一の絶景とも言われる「扇池」があります
エメラルド色の海がまた魅力を一層引き立ててくれます
この白い浜はサンゴでできており空気が入りやすいため全然熱くありません
ヒロペソカタマイマイという化石
絶滅危惧種のため触ることはできませんが、歩いていると踏みます
またウミガメの産卵スポットでもあるのですが、産まれた子ウミガメのうち海に辿り着けるのは100匹中たったの1.2匹だそう
ラピエの崖を登ると南島の上から小笠原を一望できます
ハートロックもしっかりと見ることができます
この父島にあるハートロックの約50km先には母島があります
そう、パパはママに向けてLOVEサインを送っているのです
もちろんママからパパへの返事はなし
人間も同じですね(ちがう？)
南島を離れ、最後に兄島の海中公園（キャベツビーチ）へ
ドルフィンスイムでかなり疲れてましたがせっかくなので海へ飛び込みシュノーケル
ガイドさんから配られたパンを片手に海中に潜るともうそこは別世界
本当に様々な種類の魚に出会えました
たったの5000円でこれだけ充実した時間を過ごせるとは小笠原マジハンパないです
そしてそして、今日はおがさわら丸の出港日
僕は2航海分の滞在なため今日は島民に混ざってお見送りです
お見送りと言っても港から手を振るのではなく、島民がそれぞれ何隻かの船に分乗しフェリーを囲むようにして並走し沖まで追いかけながら手を振って見送ります
たった数日間でも一期一会から生まれた絆は深く、昼夜問わず観光客や宿や商店の方々が交流を深めているため涙を流しながら見送る人、見送られる人がちらほら目につきます
これだけでもかなり感慨深いフェリーの見送りなのですが、また面白いのが船数隻でフェリーを追いかけた最後はみんなで見送りの船から海に飛び込んでさようならをします
はい、僕もやりました
フェリーのすぐ横で海に飛び込む
これ最高、絶対やるべきです
そのためにも1航海でなく2航海分の滞在を選んでください
次回の出港日23日は見送られる側なのできっとこの光景をフェリーから見るのでしょう
小笠原でお世話になった多くの方々のことを考えるといまから涙が浮かんできます
今夜は5日目にして宿で食べる初の食事
観光客を見送った出港後の貴重かつ巷で噂の有名なカレー
僕ただ1人での宿泊なのでオガシェアラメンバーを代表していただきました
美味い！
そしてようやく晴れたので小港海岸にてスターウォッチング
満点の星空にはっきりと見える天の川、無数の流れ星
ロマンティックですな
寝る前にはウミガメの産卵にも立ち会えたました
HAPPY DAY！！
（産卵シーンは見たい方がいれば個別に対応させてもらいます）
今日も一日ヒトにモノに自然に感謝
ライター 杉山(けんけん)