屋久島に続き、父島一周サイクリング!

この旅でやりたいコトの1つだった父島一周サイクリング。

今年の2月、屋久島一周100km大会に出て楽しかったのはもちろん、島を一周することで地形をさらに詳しく知ることができ、様々な角度で景色を楽しんだり、自分の目がその地域のガイドブックになることができたという思いから、今後島旅行をする際には島一周サイクリングにチャレンジすることを目標にかかげていた。

_DSC8611

自転車で島一周することに、色んな方から心配の声をいただいたり、レンタルした自転車もママチャリ(電動自転車をレンタルできるところ有)、小笠原の夏の暑さ・日差しの中父島の最高峰・中央山の山道を上りきれるのか、不安がよぎるも有言実行の思いで決意新たに朝8時過ぎに宿スタート。

気温・日差しが一番強くなる前に中央山を制覇してしまおうと島右周りにコースを定め、二見港を抜けるとすぐにやってくる第一関門。中央山手前の夜明山(307.6m)の上りがしばらく続き、自転車を押しながら進むと見下ろす景色もどんどん変わる。植物を眺め撮影したり水分補給・休憩などもしっかり取りながらゆっくりと一歩一歩進むと気づけば中央山の看板が。宿から出発して約1時間30分で中央山山頂(319.5m)に到着。想定よりもだいぶ早く着いてしまい、なんだかモノ足りなさも感じた。

しかし、中央山を早めにクリアできたことで余裕も生まれ島一周制覇は確信に変わり、より自転車旅の楽しさを体感、自由に巡ることができた。

写真 (1)

その後向かった小港海岸。白い砂浜、ボニンブルーの海、ビーチを囲む山々、全てのバランスが良くて小笠原で見たビーチの中で一番好き。ウミガメの産卵の場所としても知られており神秘的な感じがするし、女子はなおさらテンション上がるビーチだと思う。

image_DSC8579

順調に自転車旅を続けていると、小笠原コーヒーで有名な『野瀬農園』を発見。

小笠原は貴重な固有植物の宝庫でこれらを守っていくのも大切な責務と考えているからオーナーさんが無農薬で栽培されたコーヒーにこだわっている農園。売り切れになることも多いと聞いたのでお店の方に声を掛けてみると、なんと焙煎したばかりのコーヒー豆を売ってくれるという奇跡。早速東京に帰ってからの楽しみがひとつ増えた。

写真 (2)

今回の自転車旅は、中央山でランチ兼休憩を取ったり、小港海岸・宮之浜海岸でシュノーケリングを楽しみ、中打ち上げ乾杯、島一番のサンセットポイントだという三日月山展望台(ウェザーステーション)で夕日を鑑賞するなど、ゆったり島の魅力も十分楽しんだ大満足の内容になりました。

_DSC8368_DSC8395

山道はアッププダウンが多く、ママチャリはペダル漕ぐのも重いし押しても重い・・・脚力に自信がない方は電動付自転車をオススメします。

また、時期にもよると思いますが、ものすごい量の汗をかくので、日焼け止めはもはや何の意味も持ちません。女性としては気をつけたいところではありますが、日焼け上等くらいの気持ちと、水分補給・熱中症対策をしっかりとって、父島一周サイクリング(総距離約25km)にぜひともチャレンジしてもらいたいです。