アイランドルプロジェクト No.1
ゆきちゃん
小笠原に到着して間も無く、僕たちは一人の女の子に会いに行った。
会いに行ったその女の子こそ、アイランドルプロジェクトで最初に紹介したい『ゆきちゃん』。
我々オガシェアラメンバーの今回の旅を小笠原に出発する前の準備段階から旅の最後まで沢山サポートしてくれました。
実はゆきちゃん自身も内地にいる時は僕たちと同じようにシェアハウスに住んでいたという共通点があったのです。
ゆきちゃんの第一印象は、とても礼儀正しく明るくてしっかりとしたお姉さんタイプ。
内地で社会の荒波に揉まれながらも、今後の自分の人生に”何か”面白いことを残したいと思い一念発起。
今年の春から小笠原への移住を決めたという。
小笠原に一度来てから再び小笠原にやって来て移住する方が多い中、ゆきちゃんは内地にいる段階で小笠原での仕事先を見つけ初渡航と同時に働き始めたという行動力の持ち主。普段のゆきちゃんの明るくて元気な印象からは中々想像が出来ないが、うちに秘めた意思の強さがとても美しく魅力を感じました。
シェアハウスに住んでいたこともあるからか、人と接することにとても積極的で一つ一つの出会いを大切に過ごしたいという気持ちも垣間見得て、その点もアイランドルプロジェクトでゆきちゃんを紹介したい理由だったりする。
ちょっぴり大人で意思の強いカッコイイ女性。
『これから先、自分が死んじゃう日まで、出来るだけ多くの時間、自分を楽しませてあげられるように過ごしたい♬
小笠原が大好き。だからここに来てよかった!』
そう話してくれたゆきちゃん。
きっとこれからも沢山の人と出会い、そして自分の人生を精一杯楽しんでいくに違いない。
小笠原には海や山、イルカや固有種だけではない、そこに住み、自分らしく精一杯暮らしている人々がいる。
そんな素敵な魅力も詰まっている。
そのことを一番に僕らに感じさせてくれたゆきちゃん。
今後の彼女の活躍が非常に楽しみでもあり、これからも応援して行きたいと思わせてくれた。
(ライター:田知本直広)
(フォト:杉浦弘樹)